【ナナチ可愛い】メイドインアビス、もっと早く観ればよかった【映画行けない】
コロナウイルスの影響で在宅を余儀なくされている今。
ふと、観ていなかったアニメをアマプラで観ようと思い、レビュー評価の高かった「メイドインアビス」を選択。
ハマりました。
よくよく調べてみると、劇場版が1月から公開されていたそうで。
まだ上映自体はしているのですが、このご時世。なかなか映画館に行く勇気が出ません。
大人しく、劇場版のブルーレイが出たら買おうと思います。
言わんとするところは、それぐらいハマってしまったということです。
正直な話、ここ数年のアニメはあまり好みのものがないなぁと悩んでいたのですが、そんなことありませんね。
「メイドインアビス」はダイヤの原石でした。本当に面白かったんです。
ということで、鑑賞したばかりのアニメ「メイドインアビス」に登場するメインキャラ三人を紹介しつつ、まだ観ていない人に向けて魅力を伝えます!
あらすじ
これは何から話せばいいのか・・・というほど、世界観が壮大です。
画像の通り、広大な地にポッカリ穴が開いているでしょう。
それが「アビス」です。
はるか昔、冒険家たちがアビスに眠る謎を求めてこの島に集い、今のような居住区が形成されたとのこと。
アビスの中には、他の地に生息していない奇妙な生物や、誰も見たことのないお宝が未だ多く存在しており、階級ごとに分けられた探窟家たちは今もアビスの奥深くまでロマンを探求しているわけです。
しかし、今「階級に分けられている」といった通り、アビスは非常に危険な場所のため素人が簡単に入れる場所ではありません。
アビスには深さにより階層が存在し、深くなればなるほど「上昇負荷」といって、上に上がる度身体に異常が表れます。それを「アビスの呪い」と呼ぶのですが、深い場所では「人間性の喪失」など異常度が増すことになっています。
ただ、本作1番の謎は「アビスの底」。
底がある事実すら、未だ明白ではないのです。
ただ、主人公・リコの母・ライザが残したとされる紙には「奈落の底で待つ」とのメッセージが。
リコは母親に会い、アビスの真相に辿り着くため、アビスの底に行くことを決めたのでした。
と、ここまでがざっくりとした世界観とあらすじです。
本作は所謂「穴潜りファンタジー」という新しいジャンルなわけですが、この設定は上手いなぁと思いました。
というのも、底の設定は不鮮明なので、どこまででもリコたちの冒険は描けるわけです。
逆に、作者の裁量でリコをアビスの底に突然辿り着かせることだって可能です。
つまりは、作者が描きたいものをどんどん描き足せる設定なので、世界観は無限大に広げられるんですよね。
伏線も勿論練られているんですが、アビスの深くに進めば進むほど新しい展開が待っているので、毎度目新しさがあってそこが面白いです。
メインキャラ
リコ CV. 富田美憂
母・ライザに会うためアビスへ潜る果敢な主人公。
身体はとてもじゃないですが貧弱。
後述するキャラに助けられる場面が多いので、リコ自身が派手な戦闘アクションを起こすことはありません。
しかし、本作におけるリコの役割は重大です。
そもそも母のライザは伝説級の冒険家で、アビスの深層に挑みながら、数々の功績を残した人物。
その娘ですから、勿論色々ワケありなわけで。
そこはぜひ本編をご覧ください。
リコは孤児院で暮らしていたのですが、性格は破天荒。
ただしそれは序盤だけで、アビス突入時からは情に溢れた知識家、というイメージが強いですね。
料理もそこそこに上手いですし。
何よりアビスに対する探究心の塊なので、アビスのことは基本何でも知ってます。
そういった点でも、冒険には欠かせない人物であると言えるでしょう。
レグ CV.伊瀬茉莉也
第1話、アビスの遺物を探索していたリコが獣に襲われ命の危機に瀕していた時に、リコを救ったヒーローです。
ただ、リコがレグのもとへ向かうとレグは倒れていて意識がありませんでした。
しかも肌や身体の構成が人間のものではないことが発覚。
目が覚めてからは、腕が40メートル伸びることも確認されました。
ただこのレグ、自分の名前すら憶えていない、つまり記憶喪失の状態でした。
レグという名前はリコが付けたものなんですね。
レグは自分が何者なのか真実を知るため、リコに同行します。
機械仕掛けの能力を生かして、アビス内部では大活躍。幾度となくリコを救います。
何より、手に備わった「火葬砲」という火炎放射機能が非常に強力で、ド派手なアクションシーンにぴったりです。
性格としては結構素直で、純粋無垢。
リコも最初はレグのことを「ロボット」と頻繁に呼んでいましたが、途中からは完全に人として接していましたね。
思いやりのあるキャラ、かつどこからやってきたのかも分からない本作の鍵を握る人物として、これからの更なる活躍に期待です。
ナナチ CV. 井澤詩織
アニメでは割と終盤に登場、危険に晒されていたリコとレグの命を救った恩人です。
見た目はマスコットのぬいぐるみみたいですが、これにもきちんとした理由が。
その理由はナナチの過去にあるのですが、まず言っておかなければならないことは「ナナチも人間」ということ。
他の獣とは違い、普通に人間の言葉を喋ります。
ナナチの過去については壮絶な内容です。今に至るまでの複雑な経緯は恐らく劇場版の方で語られているのでしょう。
登場時は「可愛いけど不気味な奴」という印象でしたが、今の姿になった理由やアニメラストのあのシーンを見てからは「ナナチ最高」になってます。
料理はお世辞にも上手とは言えないのですが、毒や薬に関する知識は人一倍。
アビスに関して所持している情報量もリコやレグとは一線を画しているイメージです。
このナナチも、リコとレグの冒険に仲間入りすることになるのですが、そこでアニメは一旦終了しています。
だからこそ、映画館に足を運びたいのですが・・・コロナウイルスの猛威には抗えませんでした。
メインキャラ3人の中では、個人的に1番好きです。可愛い。
ここが他のアニメとは違う!メイドインアビスの魅力
①キャッチ―な絵柄とは相反するグロテスクさ
今まで貼った画像でも分かる通り、基本的に本作の登場人物はちびキャラのような見た目をしています。
あの絵柄ならアビスの中でのんびり日常ライフを送ってもらっても違和感ないのですが、リコたちはどんどん先へ進みます。
ただあらすじ部分で述べた通り、深くに行けば行くほど「アビスの呪い」は強くなるので、作中で普通にキャラが嘔吐します。
あと血が流れるシーンも非常に多いです。
そもそも、アマプラでタイトルを見た時にR15指定されていたので、「おや」という感じだったんですが、まさかここまでグロいとは。
ただそれが世界観にマッチしているので、絵柄とのギャップも含め、目を引く素晴らしいものになっているなと感じます。
②ファンタジーなのにリアル
ここまで紹介してきた内容こそファンタジーそのものなのですが、本作の空気感はどこか「リアルさ」を帯びているんですよね。
天真爛漫なリコが一転、危険な場面ではシリアスな表情を見せたり。
一見チートに見えるレグもアビスの前では苦戦し、時には涙を流したり。
そういった、アビスという「完全弱肉強食世界」に沿って忠実に再現された、「人間の苦悩」が物凄くリアルに描かれているんです。
先述した本編ラストのシーンでは、そんな「苦しみもがく人間模様」が顕著に表れていると感じました。
ファンタジーと言えど、そこって非常に大切な部分だと思います。
キャラがポンポンステージを進むようでは、RPGゲームと何ら変わらなくなってしまいますからね。
本当に観てほしい!
さて、ここまで紹介してきたTVアニメ「メイドインアビス」。
魅力は存分に伝わったでしょうか。
自分はあまりにトリコにされたので、原作の単行本購入も視野に入れています。
まだまだ知らない面白いアニメがあるんだなと、本作のおかげで実感しました。
2017年ベストアニメは今まで「月がきれい」だったのですが、正直甲乙つけがたいほどに面白かったです。
映画を観れないのは残念ですが、これからもメイドインアビスを応援していきたいと思います。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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【2020年最新】ハンターハンターの連載再開はいつ?キャラとストーリー覚えてる?
この手の記事、見飽きたでしょう。
だって、冨樫先生毎年休載するから、毎年同じような記事が書かれるんですもん。
が、しかし。
2019年は1度も連載をせず、2020年に入っても未だ連載再開しないのはこれまでの休載歴から見ても相当長いほうです。
ということで、個人的には今年連載再開するんじゃないかと踏んでいます。
だがだが、だがしかし!
そもそも皆さん、休載に入る前のハンターハンターのストーリー覚えてますか?
俺は忘れた。
そう、よく思い出してください。
主人公のゴンはどうなったんでしたっけ?
クラピカは今どんな状況に置かれているんでしたっけ?
暗黒大陸って何だっけ!!!
休載が長すぎてハンターハンターの大筋を忘れてしまった方に向けて、いや、完全にストーリーが思い出せない自分に向けて、今回は暗黒大陸編に突入するまでのあらすじと、その後の概要についてまとめました。
いつ連載再開してもいいように、思い出しておきましょう!
大前提:ハンターハンターってどんなお話?
あの難解なストーリー展開に疲弊した後第1話を読むと、何だか拍子抜けします。
ありふれた冒険ファンタジーの始まり方なんですよ。
というのも、ハンターハンターは主人公・ゴンが、ハンターである父親・ジンを捜すために自分もハンターになる道を選ぶところから始まります。
ストーリーの最終目標は「ジンに会うこと」。そうなんです、至ってシンプル。
まぁその次の話から、もう訳分からない世界観が広がるんですが。
主人公のゴンはハンターの資格を取るために「ハンター試験」へ向かいます。
そこで出会ったのがクラピカ・レオリオ・キルア。
ゴン含めこの4人がメインキャラクターとなるわけです。
ただそれぞれが全く違う事情を抱えているため、途中でバラバラになります。
ゴンとキルアが物語の主軸になっていくんですが、そこら辺は本誌でチェック。
ということで、ざっとストーリーは2人の成長を描きながら進んでいくわけです。
キメラアント編の終わり
長いことやっていた蟻(キメラアント)編は何とも形容しがたい終演を迎えます。
読んだときはギャン泣きでしたが、思い返してみると変な展開です。
ゴンは怒りの果てに「ゴンさん」になるし、結局王(メルエム)は全然戦わないし。
王道から思いっきり外れているのに、何であんなに面白いんでしょうね。
ハンター協会最強と言われていたネテロの死に際も見事でした。
そんな冨樫先生の技量が顕著に垣間見えるキメラアント編ですが、終わり方はやはり斬新。
主人公・ゴンが念能力を使い果たし、見るも無残な状態に陥ってしまうんです。
さぁその後ゴンがどうなったか、思い出せますか?
アルカ=ゾルディックの登場、会長選挙編
アルカ=ゾルディック。キルアの妹(本当の性別は不詳)です。
はい、このキャラは冨樫先生が連載当初から構想を練っていたのか、はたまた思いつきで描いたのか分からないですが、現時点でハンターハンター史上1番のチートキャラでもあります。
このアルカの能力によって、半植物人間になっていたゴンは一命を取り留めます。
というより、何ならいつもの元気な姿で帰ってきます。
その裏で行われていたのが、故・ネテロ会長の後釜を決めるための選挙。
心理戦が繰り広げられた結果、1番の憎まれ者である副会長・バリストンが状況を有利に進める流れが非常に面白かったです。
そして、また次の話に繋がってくる伏線を大量に散りばめたところで。
ファンにとっては、「えっ」と声の洩れる展開が起こりました。
復活したゴンが、父親・ジンと会ってしまうのです。
いよいよ、という感じでしたが、当時の読者は困惑。
理由は単純。冒頭でも述べたように、ゴンが父親に会うのは本来物語の最終目標であるはずなのです。
なのに、あっさりとゴンはジンに笑顔で話しかけ、その後普通に親密なやり取りまで交わす始末。
「これからまた新しい話始まるんじゃなかったの?」と、誰もが口を揃えて言ったでしょう。
ゴンは身体こそ元に戻ったものの、「念」という本作には欠かせない能力を完全に失ってしまい、故郷へ帰ります。
・・・いやいや、ちょっと待て。
「え、ハンターハンター終わるん?」
主人公が戦闘不能になるというトンデモ展開。
そうなのです。この時既にハンターハンターは、2度と抜け出せない魔境の領域に突入していました・・・。
暗黒大陸編
主人公がスッと姿を消し、物語の主軸は20巻弱ぶりの登場、クラピカに移ります。
キルアもレオリオもぱったりと登場しなくなり、完全に33巻あたりからはクラピカが主人公です。
もうこの時点で「王道とは何ぞや」と読者は漫画の概念から問いただしますが、「そりゃ悪手だろ」と言わんばかりに、冨樫先生は更なる風呂敷を広げます。
「暗黒大陸」です。
ざっくり申し上げると、「今までの世界は本当の世界基準で見るとほんの一部で、外にはもっと危険な生物がゴロゴロいるよー」と、いきなり突き付けられたのです。
混乱の2文字が頭を駆け巡りました。
今までの壮大な世界は、何だったんだ。
今思えばこの展開を描くことを決めた冨樫先生と、それを了承した編集部の方々の気が知れない。
や、漫画というのは作者が描きたいように描くものですから我々はそれを待つだけなのですが、何せハンターハンターは休載が多い。
こんなデッカイ風呂敷広げて、正直終わる気がしていません。
しかも暗黒大陸の存在を公表してからもう何年も経つのに、今連載がストップしているのは暗黒大陸に至るまでの船上のお話。
船上ではどっかの国の皇子たち14人が王位継承戦を繰り広げていて、当のクラピカはSP的な役回りをしています。
今のところ、この王位継承戦が終わる気配は一向に見えません。
また、当初からクラピカの敵である「幻影旅団」も裏切り者のヒソカを追ってこの船に乗り込んでいて、もうてんやわんやです。
さぁ、暗黒大陸にはいつ辿り着くのでしょうか。
連載再開はいつになるのか
さて、粗方ストーリーは思い出していただけたでしょうか。
自分も書いてて、「ああ、こんなんだったよな」と感慨深い気持ちになりました。特にキメラアント編の部分は。
さて、ここで気になるのはやはり連載再開はいつなのか、ということですよね。
これに関しては言及しがたいのですが、冒頭でも言ったように自分は今年こそ描いてくれると信じています。
というのも、実は1年丸ごと休載したのは去年に限った話ではありません。
2015年も、1度も連載していないんです。
しかし、その翌年2016年には一応連載しました。
つまり、それを考慮しても2020年に連載が再開する可能性は非常に高いのです!
もう既に3か月が経過している事実はさておき、我々は冨樫先生がまた面白い話を描いてくれることを心より期待し、応援しています。
以上、ハンターハンターまとめでした。
今回も記事を読んでいただきありがとうございました。
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2020年のボカロ界隈はオワコンと化してしまうのか【ボーカロイド】
もうこの曲も三年前かぁ……
wowakaさんが亡くなってから今日で1年。
『ワールズエンド・ダンスホール』『ローリンガール』『裏表ラバーズ』、全て彼の作品です。
悲しみが癒えない方も未だ多いですが、wowakaさんの名曲は生き残っています。
聴き続けましょう。
某漫画での名言でもありますが、『人は忘れられた時に死ぬ』んだと、自分は思います。
さて、今でも1日に100個以上もの曲が投稿されているとされている「ボカロ界隈」。
一番有名なボーカルはかの「初音ミク」ですが、そんなミクさん10周年アニバーサリーに投稿されたのが『砂の惑星』でした。
作曲は「ハチ」さん。別名義は米津玄師。
もう言うまでもないですが、日本を代表するシンガーソングライターです。
そんなハチさんの『砂の惑星』は当時物議を醸しましたよね。
歌詞がまるで、ボカロ界隈の過疎化を嘆くような内容だったからです。
本人は多くを語りませんでしたが、あの曲から3年経った今、浮かんでくるのは「結局ボカロってオワコンなの?」という事実問題です。
ということで今回は、『砂の惑星』が投稿されてから今に至るまでのボカロ界隈に対し素人目線で感じたことをまとめた上で、その問題にアンサーを出したいと思います。
2017年(砂の惑星投稿時)
一言で言うと、大盛り上がりだったと思います。
そもそもの話、ハチさん復活前に2013年頃から姿を消していた「kemu」さんが復活したんです。
そこで一度界隈から身を引いた方もニコニコに戻ってきて、「あれ、俺らがいない間にこんな良い曲沢山出てたんだ」現象が起きます。
前年の2016年は新しい傾向のヒット作が連発しましたから、なおさらです。
いわば、また盛り上がりつつあったんですよね。
そこに突如として現れたハチさん。爆弾を投下していきました。
その爆弾は効果抜群、更なる「ボカロの広がり」を生みました。
というのも、その後wowakaさんだったり、じんさんだったりと、俗に言う「大御所」が続々と帰還しました。
皆さんが懐かしい顔ぶれで、当の本人たちは同窓会気分だったんじゃないでしょうか。
つまるところ、皮肉にも『砂の惑星』が投稿された2017年はボカロ史上でも有数の盛り上がりだったということです。
2018年
個人的に、ここがターニングポイントだったのではないかと思います。
というのも、2016年そのオサレ感が若者の間で人気となった「シャルル」にて一躍名を上げた「バルーン」さんが、別名義の方で本格的に活動を始めます。
もっともっとバルーンさんのボカロ曲を聴きたい!というファンの思いとは裏腹に、バルーンさんはめっきりボカロ曲の投稿をやめてしまったわけです。
そんな中投稿されたのが、「みきとP」による『ロキ』。
キャッチ―ながらに、リンちゃんのしゃがれ声には斬新なギャップがあり、まさに「ボカロック」と言えるこの曲は瞬く間にヒットしました。
このヒットは大変喜ばしいことであり、「ボカロに新しい風が吹いた」感がありました。
バルーンさんがいなくなってしまったのは残念だけれど、まだまだボカロは死んでないぞ!と、そんな活気を感じさせてくれたと思います。
ただ、『ロキ』が投稿されたのは2月のこと。
再生回数はそれこそノンストップで増え続けましたが、それ以降『ロキ』に並ぶヒット作がなかなか出てこない現状も続きました。
コンスタントに人気の曲は生まれましたが、それらは正直今までのボカロ曲と比べて盛り上がりの小さなものでした。
その原因は何なのか。
ズバリ考えると、やはり「バルーン現象」ではないでしょうか。
先ほども述べた、「ボカロP本人の歌唱デビュー」。
元々自分のボカロ曲をセルフカバーする方は多かったですが、今度はセルフカバーでなく本人のみが歌う、すなわち「何もボカロが関与していない曲」。
バルーンさんのみならず、「有機酸」さんも別名義で活動を本格化させ、『ウミユリ海底譚』でおなじみの「ナブナ」さんは本人歌唱ではないですがバンド「ヨルシカ」の方に力を入れ始めました。
米津さんも勿論例外ではないのですが、本人のメジャーデビューは随分前のこと。
この2018年は、「ボカロPのボカロ離れ」が特に顕著な年だったと思います。
「orangestar」さんの活動休止(2017年に発表)や、「ナユタン星人」さんがあまり曲を出さなくなったのも印象的です。
『ロキ』で明るく灯った「火」が、「炎」になれなかった。
2018年は、個人的にジレンマを抱えた年です。
加えて何度も言うようですが、ここがターニングポイントではないかと思います。
続けましょう。
2019年
先ほど「火」と表現しましたが、その火は2019年に入る頃には殆ど鎮火していました。
ボカロファンは新たなヒット曲を心待ちにしている状態です。
でも、肝心のボカロPがいない。
2017年にボカロ界隈に戻ってきた方たちも、段々気付いてきたはずです。
「やっぱり、ボカロは終わったんだ」
そして段々、ニコニコのプレミアム会員を退会する人は増えていきます。
これはデータ上明らかになっていたはずですが、出典が分かりませんでした。許してください。
コンスタントに曲の投稿を続けるボカロ界のレジェンド「DECO*27」さんがかろうじて『乙女解剖』をヒットさせましたが、それに並ぶ曲はなかなか誕生せず。
どんどんとボカロの市場規模が収縮していく感覚を、日に日に感じていました。
優秀な作り手が消えてしまえば、その作り手を応援するファンが離れていくのも当然のことです。
そんな陰鬱な雰囲気が界隈全体に漂っていたのか、2019年はダークなイメージの曲が非常に多かった印象を受けます。
総評(アンサー)
記事を書いているうちに自分も何だか暗い気分になってしまいましたが、冒頭で話した「ボカロはオワコンなの?」という問いに自分なりの答えを出したいと思います。
オワコンに、なりかけてます。
これに尽きますね。
2017年に起きたボカロショックの余波がまだわずかに残っている、という所感です。
勿論作り手の数が大きく減ったというデータはありませんし、ニコニコのボーカロイドカテゴリを覗けば魅力的な曲が沢山溢れているのも事実です。
ですから、今ボカロ界隈に求められているのは「新たなスターの発掘」ではないでしょうか。
宗教の概念に似ていますが、「偉大な教祖」がいれば多くの民衆は「盲目な教徒」と化します。
この例は非常に劣悪な例え方だと思いますが、自分含め今のボカロファンは盲目になるほどボカロにハマっていますか?惰性で聴いていないですか?
本当に良い曲に巡り合うためには、探すしかありません。
まだそこに眠る原石を掘り起こすことで、ボーカロイドという界隈がまた大いに盛り上がることを期待しています。
以上、超主観的ボカロ論でした。
今回も読んでいただきありがとうございました。
これからもアニメや漫画、ボーカロイドに関する情報を発信していくのでよろしくどうぞ。
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Angel Beats!アニメ10周年!好きなキャラと曲を今更ながら紹介してみる【エンジェルビーツ】
『Angel Beats!』10周年おめでとうございます!
2010年放送、大人気を博したこのアニメ。勿論自分も大好きです。
ということで記念と言ってはなんですが、今回は自分が本作で好きなキャラと曲を紹介したいと思います。
って言っても既に色んな人が本作のまとめ記事を書いているので、何番煎じだよ、という感じですね。
なので、これから紹介するのはもはやオタクの一般教養のようなものですが、ちょっとだけお付き合いください。
好きなキャラ(やっぱりこの三人)
多分人気投票をしたらこの三人になるんだろうなという気がします。
それぐらい魅力に溢れるキャラ、もうお分かりですよね?
①天使(てんし) CV. 花澤香菜
安定の可愛さ。
そして超重要人物でもある天使ちゃん。
声優はこちらも安定の花澤香菜さん。
『化物語』の「千石撫子」でその名をオタク界に知らしめた後のこの「天使」。
花澤さんの人気を不動のものにしたキャラクターだと思います。
物語をかき乱すというか、この天使がいるからストーリーにハリが出ますね。
また、OPの開始、天使がピアノを弾くシーンは有名すぎるほどに有名。
物語終盤の天使の活躍も目が離せませんでした。
②ゆりっぺ〈仲村ゆり(なかむら ゆり)〉 CV. 櫻井浩美
物語序盤から皆のリーダー的存在として活躍する通称「ゆりっぺ」。
ストーリーも中盤に差し掛かると段々ゆりっぺの本当の心の内が露わになってゆきます。注目。
自分がこのキャラを好きな理由は、本作の中で一番「人間味に溢れている」と感じるからです。
人間は皆、常に前を向いて生きています。
でも、誰しも辛い過去を背負って、時には弱い自分を見せるのです。
そんな当たり前だけれどあまりアニメでは描かれない人間味が、ゆりっぺからはひしひしと伝わってくるんですよね。
凄く好きなキャラです。これからもずっと推していきます。
③ユイ CV. 喜多村英梨(歌はLiSA)
元祖二次元バンド、「ガルデモ」。
そのメンバーであるユイ。岩沢さんも素敵なキャラですが、ユイはやはり視聴者の記憶に残ったでしょう。
今や紅白歌手となったLiSAが歌シーンだけ役を務め、鮮烈なデビューを果たしたキャラでもあります。
2話の改変OPで主役の立ち位置にいるのもこのユイです。
普段はおちゃらけた登場が多いキャラですが、野球回でのユイはもう、泣きますねマジで。
いつもふざけているキャラが感動シーンに出てくると、ギャップで涙腺やられるんですわ。これはどんなアニメでもそう。
良い意味で一生忘れられないキャラクターです。
好きな曲
『Angel Beats!』は数々の名曲を生み出したアニメとしても有名ですが、その中でも後世に語り継ぎたい曲を2曲紹介したいと思います。
①一番の宝物/Lia
名曲すぎる。一か月に一回は必ず聴いてます。
恐らく本作で好きな曲アンケートを取ったら1位になるんじゃないでしょうか。
世界観にぴったり合った、泣ける最高の曲です。
LiSAバージョンもあるんですが、そちらも力強くて聴きごたえ抜群です。
②Crow Song
こちら公式の動画はアップされていないようです。残念。
ですが超名曲。先ほど述べた作中のバンド「ガルデモ」が歌う一曲です。
聴いていると勇気や生きる気力が湧いてくる、そんな曲だと自分は思っています。
歌詞だけ見ると独特なのですが、テンポがいいのでついつい口ずさんじゃいますね。
ガルデモの曲は他にも素敵なものに溢れています。要チェック。
10周年アニバーサリーで何か発表あるか!?
さあ、『Angel Beats!』の好きなキャラと曲を紹介してまいりましたが、ここで少し公式ツイッターの方を覗いてみましょう。
改めて、今年は「Angel Beats!」から10年、「Charlotte」から5年になります。
— Charlotte&AB!公式アカウント (@Charlotte_AB_) 2020年4月1日
そんな節目の2020年だからこそ…。
この続きについては、近日中にご報告できるかも!?
楽しみにお待ち下さい!#Angel_Beats #Charlotte pic.twitter.com/D3hWPBGVHV
・・・!?!?!?
まさか、新たにkeyのオリジナルアニメーションが制作されるのでしょうか。
ワクワクしますね。続報に期待しましょう!!!
『Angel Beats!』公式サイトはこちら
Blu-ray box はこちら
今回も記事を読んでいただきありがとうございました。
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【あるある】宇崎ちゃんやラブライブ!炎上における見飽きたパターン【フェミニスト】
穂乃果ちゃん、可愛い。
じゃなくて、最近よく見かけるのがツイッターにおけるアニメ画像の炎上騒動。
キズナアイ、宇崎ちゃん、こないだはラブライブ!のポスター。
フェミニストの方々が声を上げ、オタクがそれに抗う構図をここ数年で幾度となく見てきました。
自分はフェミニストの方々がおっしゃることも一理あると思っている人ですが、一方で「そこまで過激になる必要ある?」と思う瞬間もあります。
中立派ではないですが、『無関心』に近いですね。
だからこそ俯瞰していつも騒動を見つめているのですが、何だか一連の流れに共通項がある気がしてなりませんでした。
ということで今回は、この手の炎上に必ず起こる「あるある」を特集してみました。
統計を取ったわけではありませんので、完全に主観的なものだということを事前に知ってもらった上で、軽~い気持ちで読んでください。
もう一度言いますが、ただ「あるある」をまとめただけなので軽~い気持ちで読んでくださいね!!!
炎上のきっかけあるある
①だいたい火種は弁○士界隈
初っ端からど偏見ですが、こういう感じで進んでいくのでよろしくお願いします。
こんなこと言ったらそれこそ名誉棄損で訴えられそうですが、大体火種になるツイートをする(放火する)人は『モノ申す系』のアカウントが多いですよね。
ただ、そのアカウントが更なる火種を放り込むことは意外となかったりしますよね。
②火種ツイート(元ツイ)は意外と見つからない
先ほど投下されたツイート、つまりは元ツイって、なかなか見つからないこと多くないですか?
トレンドに入ってるから覗いてみたら、もう既に色んな方面の人が参入してきたりして。
やっとこさ見つけたと思ったら、リツイートが400件ぐらいしかなくて拍子抜けするのが通例です。
肝心の元ツイが対して盛り上がってない、これあると思います。
絶賛炎上中あるある
①関係者の不満が間接的に伝わってくる
作者の方やコラボ先の方々。
勿論意図せぬ炎上ですから、言いたいことは沢山あるでしょう。
ただ、それを言葉にすると更なる炎上を招きかねないのも事実です。
世知辛いですが、黙秘を貫いてらっしゃる方が多いですよね。
ただ、どうしてもその思いが洩れてしまっているというか、文字に淡々と怒りが表れているような気が個人的にします。
イラストレーター界隈の方々や、その作品やコンテンツのファンならなお一層、その気持ちを汲み取っているのではないでしょうか。
②もはや二次元と三次元の垣根を超える
先述した通り、どんどん趣旨がズレて元々の議題は消えていく傾向にあります。
となると、向かう矛先すら変わっていくんですね。
グラビアアイドルをやってらっしゃる方とか、そういう方面に火種が飛んでいくことがあります。本当にご愁傷様です。
これに関しては正直、オタクとその反対勢力の間で内輪揉めに留めてもらいたいと、心底思います。
炎上後あるある
①「勝ち負け」のジャッジが行われる
これは双方に通ずることだと思いますが、騒動となっている話題に一定の結論が出ると、「やってやったぞ」みたいな輩が現れますよね。
別に勝ち負けの話ではないはずなのに、「完全勝利!ざまあみろ!」的なツイートが蔓延っているあの謎現象。
和平解決が一番なので、更なる火種を蒔くような言動は非常に本末転倒だと感じています。
②まとめ記事が作られる
めちゃくちゃメタいですね。自分みたいな人のことです。
ほとぼりが冷めると、「○○の騒動について思うこと」みたいな記事が必ずと言っていいほど書かれます。
逆に言えば、ジェンダー論の奥深さがよく分かりますね。それほど性別の問題について思案を巡らせている方が多いということを証明してくれています。
よく言われることですが、日本はジェンダーギャップが今なお強く残る国として批判されています。
問題意識の差ですね。日本国民は重く受け止めるべき課題です。
自分が思うこと
この記事はあくまで「あるある紹介」ですが、ほんの少しだけ言いたいことを言おうかなと思います。
まず、ここまで浸透している日本の「アニメ文化」を根本的に是正するのはほぼ不可能ではないでしょうか。
確かに「海外だったらNGだろ」というイラストが溢れていることは承知していますが、もはや日本人にとってその違和感はないのです。
無論その改善に努めるのは素晴らしい活動ですが、フェミニストとオタクの間に大きな価値観の相違があることは否めません。
また、その溝は簡単に埋まるものではありません。歴史が積み上げてきたものです。
ですから、少しずつ活動を広げていきましょう。
今すぐに変えようとすると、「歴史」という大きな壁が立ちはだかるために、どうしても攻撃的な姿勢になりかねません。
その結果、ツイッターで行われている議論が、ただ生産性のない「言い争い」に見えてしまうのです。
自分は、未来の日本がより良い国になることだけを願っています。
最後に、自分は「宇崎ちゃん」を1巻から購入しているファンです。
アニメ化も楽しみですし、先生のこれからのご活躍を一層期待しております。
TVアニメ「宇崎ちゃんは遊びたい!」公式サイトはこちら
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【神アニメ】ラブライバーは一体どこで分岐したのか【ラブライブ!】
2010年よりメディアミックスが展開、2013年にはアニメ化もされ大ヒットした『ラブライブ!』。
劇場版公開時には一番の盛り上がりを見せ、興行収入は30億ほどを記録。深夜アニメの映画としては異例の数字でした。
思い返してみると、あの頃の『ラブライブ!』はどこか宗教じみた人気があったように感じます。
かく言う自分も、2015年頃は大分お熱で、いわゆる「ラブライバー」だったわけですが。
ある時期を皮切りに、ほぼその界隈から退いてしまったんです。
ただそれは特別なことでも何でもなく、同時期に「ラブライバー」を引退した知り合いはごまんと生まれました。俗に言う「難民」というやつ。
あの頃応援していたファンたちは一体どのタイミングで消えたのか、またその行方は。
今回はそこにフォーカスを当てて、ここ数年の動向を考えてみました。
そもそも何であそこまで盛り上がったのか
正直、2012年まではそこまで知名度もありませんでした。
火が付いたきっかけは確実に2013年のアニメ化。
その後2014年の2期放送時までに、ファンは倍増しました。
ストーリー上でのμ's(ラブライブ!におけるアイドルユニット)は見事スクールアイドルの全国大会で優勝し、有終の美を飾ります。
2期のブルーレイ第1巻は10万本以上の売り上げを記録し、言うまでもなくオタク界隈では社会現象となっていたことでしょう。
思うに、アニメ上で彼女らが成し遂げたシンデレラストーリーと、現実での『ラブライブ!』の人気の急上昇ぶりが重なって、更なる相乗効果を生んだのではないでしょうか。
キャッチコピー「みんなで叶える物語」を、リアルでもアニメでも実現したわけです。
ファン一人一人がコンテンツを盛り上げる形が、見事に体現されていたわけですね。
更に翌年、超大作の劇場版が公開。人気はピークに達しました。
では尚更なぜ、多くのラブライバーが引退したのか。
理由をじっくり考えていきたいと思います。
分岐点を考察する
・いきなり発表されたμ'sファイナルライブ
人気絶頂の勢いそのままに発表された、ファイナルライブ東京ドーム公演。
唐突すぎて当時のラブライバーは驚いたと同時に「もう終わりなの?」と不可思議に思ったことでしょう。
そして2016年4月1日、μ'sは『ラブライブ!』という一大コンテンツから本当に姿を消してしてしまいました。
勿論、解散したわけではありません。その後もちょくちょくイベントには出てきます。
ただ、露出度は大きく減りました。今までいつも隣にいたμ'sが、突然遠くに行ってしまう感覚でした。
そう。あまりにも急すぎたのです。一連の出来事が全部突然で、「いつの間にか終わっていた」感が拭えませんでした。
後で考えてみると、そこには運営側の作為が見え隠れしていたように感じます。
・『サンシャイン』の早すぎるプロジェクト展開
初代ラブライブ!がまだまだ盛り上がっていた2015年、突如として後続プロジェクトが発表されました。
それが『ラブライブ!サンシャイン‼』です。
ファンは勿論混乱しました。劇場版、面白かった~感動した~と余韻に浸る暇もなく、ファイナルライブ、サンシャインの発表。
μ'sメンバーの年齢や体調的にも世代交代を行いたかったんでしょう。それは無論構いません。
でも早すぎる。
サンシャインのアニメはμ'sがファイナルライブを終えた、たった三か月後でした。
気持ちはまだμ'sのもとにあるのに、いきなり新しいものを渡されても困ります。
サンシャインのアニメは勿論チェックしましたが、まだ時期的にμ'sへの熱い思いを引きずっていたわけですから、複雑な面持ちでTVと睨めっこしていた記憶があります。
また、サンシャインの方では二次元よりも三次元の方に力が入ってる感が否めず、純粋にアニメを楽しみたいのに声優さんの顔がちらついて仕方がありませんでした。
以上の二点から、「みんなで叶える物語」を作ってきたラブライバーにとって、運営側に振り回された2016年が、やはりラブライバーにとって分岐点だったと思います。
ここで脱落したファンは非常に多かったです。皆自然と『ラブライブ!』に関する話題を口にしなくなっていました。呆れたんでしょうね、色々と。
消えたラブライバーの行方
①一度消えたが舞い戻ってきた
稀ですが、います。何より2020年1月「ラブライブフェス」が行われた影響で、再びコンテンツに興味を持った方が多いようですね。
戻ってきた方はぜひ、オールナイトニッポンゴールドを聴いてください。自分もラブライバーを一度は引退した身ですが、これがきっかけでまた曲を聴いています。
あと、先日7年ぶりにμ'sのPV付きシングルが発売されました。自分も買いましたが、なかなかにエモいです。
リリイベの応募チケットも付いているので、ぜひご購入ください。
②他のアイドルコンテンツにハマった
個人的にはこのパターンが一番多いと思います。
主に「バンドリ」ですね。特にゲームが幅広い層に受けて、いわゆる「バンドリーマー」が増えたのもちょうど先ほど述べた2016年頃だったと思います。
自分はキャラが可愛いなと感心する程度で、全く知りません。
「バンドリのここがいいよ!」というポイントがあれば、ぜひ布教してください。
また、「アイドルマスター」シリーズに移行した人も一定数いる感じがします。
あっちはあっちで息の長いコンテンツですね。市場規模も毎年拡大している模様。
③オタク自体を引退した
そもそもの話、『ラブライブ!』からアニメを観始めた人って少なくありません。
ですから、μ'sが表舞台から姿を消したとなればファンも消えるのは当然のこと。
あの頃大学生だった人なんかは今、社会人としてバリバリに働いているでしょう。
このように、様々な派閥に結局は分かれたということですね。
逆に言えば、それほど沢山の人が応援していたということです。
勿論、現在進行形のプロジェクトを応援する人も多くいますしね。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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【2020最新おすすめ漫画】『呪術廻戦』のここが面白い!【アニメ化決定】
皆さん、ジャンプ作品が最近また盛り上がっているのをご存じですか。
2019年「鬼滅の刃」のヒットによって、他の連載作品にもフォーカスを当てられる機会が増えてきているんです。
皆さんが知りたいのはズバリ、「次に来る漫画は何だ」。
ということで今回は、週刊少年ジャンプにて絶賛連載中、アニメ化も決定している今注目の漫画『呪術廻戦』をぜひとも紹介したいと思います!
あらすじ
男子高校生の主人公・虎杖 悠二(いたどり ゆうじ)は、オカルト研究会に所属していました。
その部室にある「箱」の中に入っていたものが非常に危険な「呪物」だったのですが、研究会のメンバーはそんなことを知る由もせず、箱を開けて封印を解いてしまいます。
その「呪物」を探し学校に来た伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)でしたが、時既に遅し。
学校に集まる強力な呪いの力に、研究会のメンバーは言わずもがな、伏黒も翻弄されてしまいます。
そんな時、事情を知った虎杖は、箱の中に入っていた「指」を食べることで自分自身が「呪い」となり、窮地に陥っていた状況を打開するのでした。
しかし、呪物(指)を食べるなんて呪術師の間では勿論タブー。伏黒を含む呪術師の間で物議を醸します。
そして虎杖は東京都立呪術高等専門学校に招かれ、己の生死を選ぶことになるのですが・・・。
主要キャラ
・虎杖悠仁
本作の主人公。自由奔放な性格をしていますが、芯の通った男です。
身体能力は人並みではありません。超抜群。呪術師としての素質は元々あるよう。
事件が起きる前、親を知らない虎杖にとって唯一の身寄りである祖父が亡くなります。
その祖父が死ぬ前虎杖に伝えた言葉が、彼を突き動かす原動力になるんですね。
名シーンですので、ぜひ本誌をご覧ください。
先に述べた通り、彼は通常の人間ではありえない「呪物を食べる」という行為を犯します。
しかも食べたのは呪物の中でも相当ヤバい代物。
しかし、「通常の人間ではありえない」と言った理由は、彼が食べた後でも「自我を保っていたから」です。
身体が完全に呪いに支配されなかったんですね。まさに超人。
ただ、これが物語の鍵となります。
彼が犯した罪は大きいですが、逸材であることは確か。
呪術師界隈でも彼の処遇をどうするか議題に上がることとなります。
彼の本能と、身体に眠る「呪い」の葛藤シーンは見ものです。
・伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)
冷静で落ち着いた性格。でも、大事なところでは情に厚い男。
東京都立呪術高等専門学校所属の1年生です。
彼が使う能力は一見不可思議なもので、肉弾戦ではなく「式神」を使って戦わせる戦闘スタイルを取っています。
戦闘中の状況判断力は流石といったところです。
「式神」と聞くと某サンデーの漫画を思い出してしまいますが、似てるようで結構違います。
「式神」の種類も多種多様で、バリエーションの豊かさに毎回ワクワクさせられますね。次はどんなのが来るんだろう、って。
虎杖に対しては割と信頼を置いている印象です。任務も虎杖と息を合わせて遂行します。
この伏黒というキャラにはまだまだ可能性が眠っている気がするので、これからの更なる活躍が楽しみです。
・釘崎 野薔薇(くぎさき のばら)
本作におけるヒロイン的な立ち位置にいるキャラ。
都立呪術高専の1年生はたった3人ですが、そのうちの1人です。
性格としてはとにかく気が強い。
思ったことをズバッと言いのける強い女ですね。格好良い。
戦闘スタイルは・・・というより完全に言い忘れてましたが、そもそも本作での戦い方は負の感情を力に変えた「呪力」をそれぞれ駆使するものです。
釘崎はその名の通り、「釘」に己の呪力を乗せてそれを飛ばす戦法を使っています。
現時点の戦闘力としてはまだ一人前とは言えないですが、それでも自分への自信にみなぎっているので見ている方も勇気をもらえますね。
虎杖との関係性もどう変化していくのか、目が離せませんね。
・五条 悟(ごじょう さとる)
素性の知れぬ、都立呪術高専の先生。目元に巻いた黒いバンダナがトレードマーク。
性格は何とも言えません。何を考えているのか分からないキャラ。
それに、現時点でまだその才能に底が見えない、本作最強のキャラでもあります。
いわゆるチートキャラですね。この人がピンチになったらいよいよ物語の終盤じゃないでしょうか。
彼が使う「領域展開」の技はそれこそチートです。
その領域の範疇に入ったら最後、五条悟は戦いに勝ったことになります。
正確にはそんなことないのですが、ほぼ同義ですね。今のところ。
ただ、彼は今の最強キャラに至るまでに壮絶な過去を背負っています。
過去編は普段見れない彼の姿が垣間見れるので、要チェックです。
物語の核心に迫る場面でもありますしね。
個人的イチ押しポイント
ざっと『呪術廻戦』の概要を説明してきましたが、ここからは自分が本作を読んだうえで「ここが良い!」と思ったところをピックアップしてみました。
完全主観です。お気を付けください。それではどうぞ。
①圧倒的オサレ感
白と黒、漫画は基本その2色で構成されていますが、『呪術廻戦』はそのモノクロ感が物凄く映えています。
まずキャラのルックス。スタイリッシュな見た目が多いです。あと、制服や私服もシンプルですがオシャレ。
アクションシーンに関しても、シンプルさと大胆さの比率が丁度いい塩梅になっていてスカッとします。
②五条悟の存在
先ほども述べましたが、「五条悟は最強」です。
何か主人公のもとにトラブルが起きても、敵側に異変が起きても、何があっても彼は動じません。
それどころか、余裕の表情を見せるのです。
こういったキャラが1人いると、物語にメリハリがつくんですよね。
泥臭くチームプレイで戦うのもそれはそれで熱いですが、困ったときに絶対何とかしてくれるキャラが味方にいるだけで安心感が違います。
彼がもし敵側に回った日には、もう読者も絶望ですね。
何はともあれ、五条悟に関するこれからの展開で物語は大きく変わってくると思います。
以上、個人的イチ押しポイントでした。
アニメ化も決定している『呪術廻戦』、これからも目が離せません。
単行本はまだ10巻までしか出ていないので、集めるなら今がチャンスですよ!
『週刊少年ジャンプ』公式サイトはこちら
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今回も記事を読んでいただきありがとうございました。
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