アニメ「凪のあすから」その魅力を紹介!
「凪のあすから」ってどんなアニメ?
皆さん、「凪のあすから」というアニメをご存じでしょうか。
通称「凪あす」。2013年に P.A.WORKS(ピーエーワークス - Wikipedia)さんのもと製作されました。
自分はこの作品が大好きで、三周はしました。他レビューサイト等を覗いてみても、作品の評価は非常に高いです。
しかし、実はこのアニメ、『隠れた名作』扱いになっています。普段アニメを観ている人でも、タイトルすら知らないことが多いのです。
もったいない!!!
実に、実にもったいない。こんなに面白いアニメを観てないなんて。
まあつまり、知ってもらいたいわけです。このアニメの素晴らしさを。
ということで、今回はその知る人ぞ知る名作アニメ「凪のあすから」の魅力について紹介していきたいと思います。
魅力その① 独特な世界観
このアニメには、ざっくり言うと『海の人間』と『陸の人間』がいます。
そもそも『海の人間』とは何ぞや、という話になりますが、そのまんまの意味です。海の中に街?というか居住地があって、そこに住む人たちです。勿論海の中ですから、街で普通に魚が泳いでます。もう、この時点で不思議な設定ですよね。
主人公を含む主要登場人物にはこの『海の人間』が多いわけですが、ストーリーの主軸となるのは決して彼らの内輪話ではありません。
かき乱すんです。『陸の人間』が。言い方悪いですかね(笑)。
海と陸、ある意味対極な場所で暮らすキャラクターそれぞれの人間模様。ストーリーが進めば進むほど、この斬新な設定が活きてきます。
魅力その② 圧倒的映像美
海、雲、雪、太陽。とにかく全てが美しい。
圧巻の作画力は、このアニメを語る上で絶対に外せない魅力です。
特に空の描きこみ具合には脱帽。景色の写真とか好きな人にはおすすめです。
また、情景描写も無論綺麗なのですが、個人的イチ押しポイントは『瞳』の作画ですね。
P.A.WORKSの作品全体に共通して言えることなんですが、キャラの瞳が非常に透き通っていて、それだけでも視聴者を魅了するんです。
ただ「凪のあすから」の場合、海(水)が随所に出てきますから、尚更その透明感のある瞳が強調されるというか、映えるんですよね。鬼に金棒、ってやつ。
このアニメを観る時は、息をのむ絵力にぜひ圧倒されてください。
魅力その③ アニメには珍しいドロドロ展開
ドロドロ、というのは言わずもがな恋愛のことです。
世界観を理解するのにもそれなりの労力を要しますが、キャラの相関関係の複雑さと言ったらそりゃあもう。
基本的に恋愛をテーマにした青春群像劇ではあるんですが、割と序盤からズシンと重めの恋愛構造が垣間見えます。
澄み切った作画や晴れやかな1期OPから想起される物語とは相反して、佳境に入っていくにつれストーリーはなるほど爽やかなものではなくなっていくんです。個人的な見解ですが。
しかし、そのギャップこそがこの作品の魅力でもあると自分は思います。
綺麗なものが綺麗なまま進んでも、そこに驚きは生まれませんよね。このアニメも一つの作品である以上、視聴者を楽しませるサプライズがあって当然です。
一話一話進んでいくごとに深みを増してゆくこのドロドロ展開は、毎度我々の予想を裏切ってくれるという意味で沢山のワクワク感を与えてくれます。
シリーズ構成を手掛けたのは、かの有名な岡田磨里(岡田麿里 - Wikipedia)さんです。「あの花」など数々の名作を脚本担当したお方です。今作の怒涛の展開にも納得ですね。
死ぬ前に一度は観てほしい!
ここまで紹介してきたアニメ、「凪のあすから」。魅力は存分に伝わったでしょうか。
結論から申しますと、まず一度観てほしい。それに尽きます。
今回書いたこと以外にも、「凪のあすから」の魅力は数えきれないほどあります。ですが、それを全てこの記事に載せることはできません。
だからこそ、その目で確かめてみてください。この作品の面白さは、観終わってからじわじわと感じるものだと思います。そういう作品です。
ちなみに、知り合いに薦めたところ2日で2周してきました。いやはや驚きましたが、それほど「凪のあすから」には人を惹きつける要素がギュギュっと詰まっているということです!
ここまでご一読いただきありがとうございました。引き続きアニメ、漫画に関する記事を更新していくつもりなので、どうかお付き合いください。
この記事が少しでもお役に立ったらぜひブックマークをお願いします。
アニメ「凪のあすから」の公式サイトはこちら
Amazon Prime Video 会員の方は今なら無料!
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07JDXBFJK/ref=atv_dp_share_cu_r